笑いと集中力、記憶力 (頭脳向上委員会 のサイトより)
学校の授業では、先生が適度のジョークをさしはさんで、生徒の笑いを誘いながら進める場合、集中力や記憶力の面で格段に効果を上げることができます。
逆に退屈な授業は、催眠導入効果があり、居眠りをする生徒が多くなります。
あなたもいくつか、思い当たることがありませんか?
笑いは人々をリラックスさせます。そのことは、リラックスするときに現れる脳波、アルファ波によっても確認されています。
脳をリラックスさせると、たまっていた心理的なストレスが軽減され、集中力が飛躍的に高まるのです。集中力は、記憶力や思考力、創造力にいい影響をもたらします。
また、家族や友人、仲間たちとの笑いを交えた楽しい会話は、脳を活性化し、ボケを防ぐといわれています。つまらない大脳トレーニングをするより、面白い会話で盛り上がるほうがはるかに脳によいのかもしれません。
1日1回笑うだけで「記憶力アップ」 (マイナビウーマン のサイトより)
■リラックス効果
なぜ、人は笑うと、記憶力が高まるのでしょうか。
脳内で記憶をつかさどっているのは「海馬」という部分です。海馬は、ストレスに弱いという特性を持っています。「今日中にこれだけは覚えないと!」と、自分を追い込みながら記憶するのは、大きな間違い。強いストレスによって、神経細胞はダメージを受けてしまいます。
結果、記憶力も低下してしまうのです。
記憶力を最大限発揮するためには、ストレスがないリラックス状態がベストです。リラックスしているとき、人の脳内ではアルファ波が発生します。笑ったときにも、このアルファ波は大量に発生するのです。心理的ストレスが解消され、記憶力や集中力を高めることが出来ます。
■試験にも、認知症予防にも!?
記憶力を高めることができるので、試験突破のための勉強にも、有効な方法だと言えるでしょう。「カリスマ」と呼ばれる予備校講師が、授業の最中に効果的に「笑い」を取り入れるのも、このため。生徒の緊張を和らげ、リラックスさせることで、集中力や記憶力を高めようとしているのです。