日本でいちばん大切にしたい会社 坂本光司著 あさ出版

オンリーワンのイメージ

□自動車部品や電機部品をつくることも必要ですが、多くの企業がそれらに群がるため、競争見積もりで値段がどんどん下がっています。それで、「安い」だの「儲からない」だのと文句ばかり言っている。

□自分の所にしかないものをもたなければ、生き残ることはできません。

□人がやらないもの、できないことをやる。何十年という年月をかけて、そういう準備と努力をし、オンリーワンの会社をめざす。

□景気は与えられるものではなく、創るものです。お客様が喉から手が出るほどほしい商品を創り、提案すればいいのです。それを創り、売る会社の規模が大きかろうが小さかろうが、あるいはその商品がハイテクだろうがローテクだろうが、お客様には関係ありません。お客様が感動するような商品を創り続け、提案すればいいのです。この活動はどんな業種にも、どんな企業にも当てはまります。
私のまわりには、20年も30年も連続で増収増益を続けている会社がたくさんありますが、それらの会社を見てつくづく思うのは、やはり景気は与えられるものではなく、自分の力で創るものなのだ、ということです。